一般社団法人東日本揚重業協会は、首都圏を中心として揚重業を営む6社が発起人となり平成29年2月に設立致しました。
さて、昨今の建設業界を取り巻く環境は、少子高齢化の影響と相まって深刻な人手不足となっております。そのような状況ではございますが、これまで、各揚重業者が若年労働者の雇用を促進し、技能の専門性を高め、人材育成及び組織強化に努めてきたことで、建設業界になくてはならない業種の一つとなりました。
しかし、若年労働層の建設業離れが叫ばれてから久しく、建設業の就労環境をいかに魅力のあるものにしていくのかは喫緊の課題となっております。
技能労働者として若年労働層の建設揚重業界への定着を図るためには、⌈建設業界内での明確な地位⌋ ⌈適正な賃金の保証⌋ ⌈安全環境の整備⌋が必要であり、これらの待遇改善が必要不可欠な状況です。このような、一企業単位では解決が困難な課題を克服していくため、当協会を設立した次第です。
私達は、揚重業界の健全な発展のために尽力するとともに、建設業界の役に立ち、雇用と納税を通じて地域社会・国家に貢献して参る所存でございます。
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